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ブライン碁の練習をしてきた

みなさま
こんにちわ。
イッシーです。
今回はブライン碁の練習についてになります。

目次

ブライン碁とは

ブライン碁は、ブラインド(目の不自由な、目の見えないの意)囲碁を掛け合わせた造語になります。
詳しくはリンクから飛べるので、見てください。
碁盤と碁石は「アイゴ」というのを使用されており、指で触ると「黒石」「白石」の区別がつくようになっています。
碁盤も星と言われているところには触ればわかるように作られています。
もちろん、指で触っても碁石が動かないように設計されています。

なぜ練習

実は、普段から視覚障がいの方と関わる機会があり、ブラインペア碁大会というのが次の執筆予定になっており、そのための練習になります。
簡単に表現すると目かくしをした状態で囲碁を打つということです。

大会は9路盤だが、実際は…

これがですね、9路盤だと広いので、6路盤から練習しました。
リンク先の団体紹介に名前が出ていますが、柿島さんという方に丁寧に教わりました。
あとは、視覚障がいを持つ常連さんにもお手伝いを・・・笑
厳しく打たれるとよくわからない図ができあがるので、まずは簡明でわかりやすい碁になるようにお願いしました。

STEP
6路盤

同じ棋力同士だと、黒番を持てば黒が勝ちますが、これがまたいい勝負になります笑

STEP
7路盤

1回目はどこに打ったのかわからなくなってしまいました

STEP
9路盤

やっと9路盤にたどり着きました!
よくあったのが、石をうった場所が後で違うことに気づいて、軌道修正するのが難しかったです。

STEP
いざ、本番仕様のペア碁へ!

なんと、本番仕様まで付き合っていただきました。
40分間で打ち切れるか・・・!
終わる手前までいけましたが、40分間は短く感じました。

石の配置をどのようにして感じるか

ブライン碁は石を触れば、どこに置いたかわかるようになっているのでこんな考え方ができそうです。

石を触って、配石を思い出す

黒白の触ってる感触から、配石を思い出して、次打つ場所を考える方法
理想はこの方法です。

石を触って、手順そのものを思い出す

有段者くらいの棋力があれば、この方法も採用できると思いますが、碁盤が広くなるとより難易度が極端に上がるので現実的ではない気がします。
筆者は、9路盤ならさほど広くないので、この方法を採用しました。

配石が実際にどこに置いてあるかの判断が難しい

触れば配置がわかるといっても、その位置に碁石が置かれたらわからなくなります。
最初は星と言われているところが置かれていないのでわかりますが、置かれたら目印が消えるので、わからなくなります。
1-1からずっと辿っていけば、そのうち配石にたどり着きますが、時間だけが浪費していくのでだめですね。

最後に

ようはアイゴができるようになるまでは相当の練習が必要ということです。
体験すれば、視覚障がいを持っている方たちが日ごろからどれだけの努力をして日々を過ごしているかを痛感できると思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はブライン碁のペア碁大会の話になります。

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